三菱UFJ eスマート証券は、国内株式や米国株式、投資信託、NISAなどを取り扱うネット証券です。2025年2月に、auカブコム証券から現在の名称へ変更されました。
利用者からは、SOR注文を選択すると国内株式の取引手数料が原則無料になることや、三菱UFJカードとau PAY カードの両方で投信積立を利用できることが評価されています。
三菱UFJ銀行との資金連携や、Pontaポイントを使った投資に対応している点も、普段利用している金融サービスをまとめたい人から好意的に受け止められています。
一方で、手数料無料には注文方法などの条件があり、無条件ですべての国内株式取引が無料になるわけではありません。クレカ積立の還元率やポイントプログラムについても、確認する条件が多く分かりにくいという不満が出やすい傾向があります。
この記事では、サービス内容を網羅的に紹介するのではなく、三菱UFJ eスマート証券で評価されやすい点と不満につながりやすい点を中心に整理します。
三菱UFJ eスマート証券の口コミ・評判一覧
三菱UFJ eスマート証券に関する口コミの主な傾向は、次のとおりです。
良い口コミ・評判
・SOR注文なら国内株式の取引手数料を抑えられる
・三菱UFJカードで投資信託を積み立てられる
・au PAY カードによる投信積立にも対応している
・Pontaポイントを投資に利用できる
・投資信託の保有でPontaポイントが貯まる
・三菱UFJ銀行との資金連携が便利
悪い口コミ・評判
・国内株式の手数料無料には条件がある
・クレカ積立の還元条件が分かりにくい
・複数のカードやポイント制度があり選択に迷いやすい
・取引画面や設定項目が多い
・商品によってアプリや画面を使い分ける必要がある
・旧社名の情報が残っていて混乱しやすい
三菱UFJ eスマート証券は、三菱UFJ銀行や三菱UFJカードを利用している人だけでなく、au PAY カードやPontaポイントを利用している人からも評価されやすい証券会社です。
一方で、手数料やポイント還元の条件が複数あるため、分かりやすさを最優先する人からは不満が出る場合があります。
三菱UFJ eスマート証券の良い口コミ・評判
SOR注文なら国内株式の取引手数料を抑えられる
三菱UFJ eスマート証券で評価されやすいのが、国内株式の取引手数料です。
2026年5月18日から、SOR注文を選択した国内株式の現物取引、信用取引、プチ株の取引手数料が原則無料になりました。
約定代金や取引回数にかかわらず対象となるため、少額で株式を購入する人だけでなく、定期的に売買する人からも評価されています。
以前は取引金額や手数料コースを意識する必要がありましたが、対象となる注文では費用を判断しやすくなっています。
現物株式だけでなく、信用取引や単元未満株のプチ株も対象に含まれていることが特徴です。
ただし、手数料無料で取引するにはSOR注文を選択する必要があります。名古屋証券取引所、福岡証券取引所、札幌証券取引所などの地方市場が主市場となる銘柄は対象外です。
電話による注文や強制決済などにも所定の費用が発生するため、すべての国内株式取引が無条件で無料になるわけではありません。
三菱UFJカードで投資信託を積み立てられる
三菱UFJカードによる投信積立に対応していることも、利用者から評価されています。
対象となる三菱UFJカードを登録すると、毎月100円から10万円まで投資信託を積み立てられます。NISA口座と課税口座のどちらでも利用可能です。
証券口座へ毎月入金しなくても、カードの利用可能枠を使って自動的に積み立てられるため、資金移動の手間を減らせます。
2026年7月指定日以降の通常還元率は、三菱UFJカードが0.55%、三菱UFJカード ゴールドと対象のプラチナカードが1.1%です。
普段から三菱UFJカードを利用している人は、新しく別のカードを発行せずに積立を始めやすくなっています。
一方で、すべての三菱UFJカードが利用できるわけではありません。家族カードなど対象外となるカードもあるため、登録前の確認が必要です。
カードの種類だけでなく、積立指定日やポイント付与時期なども確認したうえで設定しましょう。
au PAY カードによる投信積立も選べる
三菱UFJカードだけでなく、au PAY カードによる投信積立を利用できることも好意的に受け止められています。
au PAY カードまたはau PAY ゴールドカードを登録すると、毎月100円から10万円まで投資信託を積み立てられます。
通常のPontaポイント還元率は、au PAY カードが0.5%、au PAY ゴールドカードが1.0%です。
auの対象料金プランなどを利用している場合は、条件に応じて追加還元を受けられることがあります。
普段からau PAY カードやPontaポイントを利用している人は、生活圏を大きく変えずに資産形成へつなげられます。
三菱UFJカードとau PAY カードから、自分が貯めたいポイントに合わせて選べることも評価される理由です。
ただし、最大還元率には通信料金プランやカードの種類などの条件が設定されています。すべての利用者に同じ還元率が適用されるわけではありません。
Pontaポイントを投資に利用できる
日常生活で貯めたPontaポイントを、投資信託やプチ株の購入に利用できる点も評価されています。
投資信託では、通常購入と積立購入の両方にポイントを設定できます。プチ株では、対象となる国内株式を1株単位で購入するときに利用可能です。
ポイントは100円以上、1円単位で使えるため、まとまったポイントがなくても投資に回しやすくなっています。
買付金額のすべてをポイントで支払うだけでなく、現金と組み合わせることもできます。
現金だけで投資を始めることに抵抗がある人や、Pontaポイントの使い道を増やしたい人から好意的に受け止められています。
ただし、ポイントを利用できる商品や注文方法には条件があります。プチ株の積立など、一部対象外となる取引もあるため注意が必要です。
投資信託の保有でPontaポイントが貯まる
対象となる投資信託を保有しているだけで、毎月Pontaポイントが貯まる資産形成プログラムも評価されています。
ポイントの付与率は、保有している投資信託の銘柄と月間平均保有残高によって決まります。
2026年7月以降は、対象銘柄と保有残高に応じて最大年率0.40%のポイントが付与されます。
投資信託を売買しなくても、長期保有を続けることでポイントを受け取れることが利点です。
クレカ積立のポイントと、投資信託を保有することで付与されるポイントを組み合わせることもできます。
一方で、すべての投資信託に同じ付与率が適用されるわけではありません。低コストの投資信託では、付与率が低く設定される場合があります。
ポイントだけを理由に商品を選ばず、信託報酬や投資対象、値動きの特徴を優先することが重要です。
三菱UFJ銀行との資金連携が便利
三菱UFJ銀行を利用している人からは、銀行口座と証券口座を連携できることも評価されています。
三菱UFJマネーコネクトを設定すると、株式や投資信託などを購入するときに、不足する資金を三菱UFJ銀行から自動的に入金できます。
事前に銀行口座から証券口座へ資金を移しておく必要がなく、購入したいタイミングで注文しやすくなります。
証券口座の余剰資金を三菱UFJ銀行へ自動的に戻す設定もできるため、資金を銀行口座にまとめて管理できます。
普段から三菱UFJ銀行を給与振込や生活費の管理に利用している人にとって、資金移動の手間を減らせることが利点です。
ただし、三菱UFJ銀行以外を主に利用している人には、連携によるメリットを感じにくい場合があります。
自動入出金を利用するときも、銀行口座の残高不足には注意が必要です。
三菱UFJ eスマート証券の悪い口コミ・評判
国内株式の手数料無料には条件がある
国内株式の取引手数料が無料になったことは評価されていますが、SOR注文の選択が必要な点には不満が出る場合があります。
注文時にSORを利用しない設定を選ぶと、通常の手数料が発生する可能性があります。
名古屋、福岡、札幌などの地方市場が主市場となる銘柄も、原則無料の対象外です。
電話で注文する場合には、取引手数料とは別にオペレーター料金が加算されることがあります。
「国内株式手数料無料」という表示だけを見て、すべての注文方法が対象だと考えると、想定していない費用が発生する可能性があります。
初めて株式を注文する場合は、注文画面でSORの選択状況を確認する必要があります。
信用取引では、売買手数料が無料でも金利や貸株料などが別途発生します。
クレカ積立のポイント条件が分かりにくい
クレカ積立の選択肢が多い一方、どのカードが有利なのか分かりにくいという不満もあります。
三菱UFJカードとau PAY カードでは、貯まるポイントや通常還元率が異なります。
カードの種類によっても還元率が変わり、通信料金プランや関連サービスの利用によって追加還元が適用される場合があります。
公式サイトで最大還元率が案内されていても、すべての利用者が最大値を受け取れるわけではありません。
自分が保有するカード、積立額、通信料金プランなどを確認しなければ、実際の還元率を判断しにくくなっています。
ポイント還元だけでカードを選ぶと、年会費や利用条件によって負担が増える可能性があります。
通常時に継続して受け取れる還元率を基準に判断することが大切です。
カードやポイントの選択肢が多く迷いやすい
三菱UFJカードではグローバルポイント、au PAY カードではPontaポイントが貯まります。
投資信託の保有ではPontaポイントが付与されるため、利用するカードによって複数のポイントを管理することになります。
選択肢が多いことは利用者にとって利点ですが、どの組み合わせが自分に合っているのか分かりにくい原因にもなります。
普段利用していないポイントを選ぶと、交換方法や使い道を別途確認しなければなりません。
カードの還元率だけでなく、ポイントを実際に使いやすいかを確認する必要があります。
金融サービスを一つのポイントへ完全にまとめたい人には、仕組みが複雑に感じられる可能性があります。
取引画面や設定項目が多い
国内株式、米国株式、投資信託、NISA、クレカ積立など、利用できるサービスが多いため、取引画面の情報量も多くなっています。
投資経験がある人には詳しい情報を確認できる利点がありますが、初心者には目的の画面を探しにくい場合があります。
国内株式だけでも、現物取引、信用取引、プチ株、SORなど複数の取引方法があります。
クレカ積立やPontaポイント投資を始める場合は、カード登録やau ID連携などの設定も必要です。
設定項目を確認せずに進めると、希望とは異なる決済方法や口座区分を選ぶ可能性があります。
最初からすべてのサービスを利用せず、投資信託の積立や国内株式など、利用目的を一つに絞ると操作しやすくなります。
商品によってアプリや画面の使い分けが必要
三菱UFJ eスマート証券では、利用する商品によって取引画面やアプリが異なる場合があります。
国内株式の取引に慣れていても、米国株式や投資信託では注文画面の構成や操作方法が変わります。
一つのアプリですべての資産確認と注文を完結したい人にとっては、画面の切り替えが負担になる可能性があります。
複数の商品を頻繁に取引すると、どの画面から注文すればよいのか迷うこともあります。
投資信託の積立だけなど、利用する商品が限られている場合には大きな問題になりにくいでしょう。
取扱商品の多さを重視する人と、操作の単純さを重視する人で評価が分かれやすい部分です。
旧社名の情報が残っていて混乱しやすい
三菱UFJ eスマート証券は、2025年2月にauカブコム証券から社名を変更しました。
現在も公式サイトや検索結果に「旧社名:auカブコム証券」と表示されることがあり、別の証券会社と誤解する人もいます。
過去に公開された記事や動画ではauカブコム証券の名称が使われているため、現在も同じ条件が適用されているのか判断しにくい場合があります。
社名変更後もau PAY カードやPontaポイントとの連携が継続していることから、三菱UFJとauのどちらを中心とした証券会社なのか分かりにくいという印象を持つ人もいます。
古い情報を参考にすると、現在とは異なる手数料やポイント条件を確認してしまう可能性があります。
手数料や還元率を調べる場合は、三菱UFJ eスマート証券の公式サイトに掲載された最新情報を確認する必要があります。
口コミから分かった三菱UFJ eスマート証券のメリット
三菱UFJ eスマート証券の口コミから分かる主なメリットは、次のとおりです。
・SOR注文を選べば国内株式の取引手数料を抑えられる
・三菱UFJカードとau PAY カードから積立方法を選べる
・Pontaポイントを投資信託やプチ株に利用できる
・投資信託を保有しながらポイントを貯められる
・三菱UFJ銀行との自動入出金を利用できる
三菱UFJとauの両方の金融サービスを利用できるため、自分が保有しているカードや銀行口座に合わせやすいことが特徴です。
口コミから分かった三菱UFJ eスマート証券のデメリット
三菱UFJ eスマート証券の口コミから分かる主なデメリットは、次のとおりです。
・国内株式の手数料無料には注文方法の条件がある
・カードや関連サービスによってポイント還元率が変わる
・複数のカードとポイント制度から選ぶ必要がある
・商品やサービスが多く、設定に慣れるまで時間がかかる
・旧社名で公開された古い情報と混同しやすい
手数料やポイントの最大値だけで判断せず、自分が利用する注文方法やカードに適用される条件を確認する必要があります。
三菱UFJ eスマート証券が向いている人
三菱UFJ eスマート証券は、次のような人に向いています。
・国内株式の取引手数料を抑えたい人
・三菱UFJカードで投資信託を積み立てたい人
・au PAY カードを利用している人
・Pontaポイントを投資に使いたい人
・三菱UFJ銀行を主な銀行口座として利用している人
・国内株式を1株から購入したい人
・NISAで投資信託と個別株の両方を購入したい人
カード、銀行、ポイントを資産形成へ活用したい人ほど、利便性を感じやすい証券会社です。
三菱UFJ eスマート証券が向いていない人
三菱UFJ eスマート証券は、次のような人には向いていない場合があります。
・無条件で国内株式手数料が無料の証券会社を選びたい人
・ポイント還元の条件を細かく確認したくない人
・三菱UFJカードやau PAY カードを利用しない人
・Pontaポイントをほとんど使わない人
・すべての商品を一つの画面で取引したい人
・店舗で担当者に相談しながら投資したい人
カードやポイントとの連携を利用しない場合は、取引ツールや商品構成などを基準にほかの証券会社とも比較した方がよいでしょう。
三菱UFJ eスマート証券の口コミに関するよくある質問
三菱UFJ eスマート証券とauカブコム証券は同じですか?
auカブコム証券は、2025年2月1日に三菱UFJ eスマート証券へ社名を変更しました。
既存の口座や保有商品は引き継がれており、現在は三菱UFJ eスマート証券の名称でサービスが提供されています。
国内株式の取引手数料は無料ですか?
SOR注文を選択した場合、国内株式の現物取引、信用取引、プチ株の取引手数料は原則無料です。
地方市場が主市場となる銘柄、電話注文、強制決済などは対象外になる場合があります。
三菱UFJカードでは毎月いくらまで積み立てられますか?
対象となる三菱UFJカードでは、毎月100円から10万円まで投資信託を積み立てられます。
NISA口座と課税口座のどちらでも利用できます。
au PAY カードも利用できますか?
au PAY カードまたはau PAY ゴールドカードを利用して、毎月100円から10万円まで投資信託を積み立てられます。
還元率はカードの種類や関連サービスの利用状況によって異なる場合があります。
Pontaポイントだけで投資できますか?
対象となる投資信託やプチ株の購入にPontaポイントを利用できます。
100円以上、1円単位で設定でき、現金と組み合わせることも可能です。
NISAは利用できますか?
NISAのつみたて投資枠と成長投資枠を利用できます。
つみたて投資枠では対象となる投資信託、成長投資枠では国内株式や米国株式、投資信託などを購入できます。
三菱UFJ eスマート証券の口コミ・評判まとめ
三菱UFJ eスマート証券は、SOR注文を選択した国内株式の取引手数料が原則無料になることを評価されています。
三菱UFJカードとau PAY カードの両方で投信積立を利用できるため、普段使っているカードや貯めたいポイントに合わせて選べることも特徴です。
Pontaポイントを投資信託やプチ株の購入に利用でき、対象となる投資信託の保有でもポイントが貯まります。
三菱UFJ銀行との自動入出金を利用できることも、銀行口座と証券口座の資金をまとめて管理したい人には便利です。
一方で、国内株式の手数料無料にはSOR注文などの条件があります。三菱UFJカードとau PAY カードでは還元率や貯まるポイントが異なるため、自分に合う方法を判断しにくい場合もあります。
商品や設定項目が多いことや、旧社名のauカブコム証券で公開された古い情報が残っていることにも注意が必要です。
三菱UFJ eスマート証券は、操作や条件の単純さよりも、国内株式の取引コストと三菱UFJ・au関連サービスとの連携を重視する人に向いています。









