楽天証券は、楽天ポイントを活用しながら投資できるネット証券です。楽天カードによる投信積立や楽天銀行との連携、スマートフォン向け株取引アプリなどが用意されています。
利用者からは、楽天ポイントを投資に使えることや、取引画面が比較的分かりやすいことを評価する意見が見られます。国内株式の取引手数料を抑えやすく、NISAで投資信託や国内外の株式を購入しやすい点も好評です。
一方で、楽天カードによる投信積立のポイント還元率がカードの種類や投資信託によって異なることや、楽天グループのサービスを利用しない人には利点を感じにくいことに不満が出やすい傾向があります。
この記事では、楽天証券の機能を網羅的に紹介するのではなく、利用者から評価されやすい点と不満を感じやすい点を中心に整理します。
楽天証券の口コミ・評判一覧
楽天証券に関する口コミの主な傾向は、次のとおりです。
良い口コミ・評判
・楽天ポイントを投資信託や国内株式の購入に使える
・楽天カードで投信積立ができる
・楽天銀行との自動入出金が便利
・取引画面やスマートフォンアプリが使いやすい
・ゼロコースなら国内株式の売買手数料が無料になる
・NISAで幅広い商品を選べる
悪い口コミ・評判
・クレカ積立のポイント還元率が分かりにくい
・楽天ポイントに関する条件や設定が多い
・楽天サービスを使わない人は利点を感じにくい
・商品によって取引画面やアプリが分かれている
・メンテナンス中は一部の操作ができない
・問い合わせ窓口が混雑する場合がある
楽天証券は、普段から楽天カードや楽天銀行、楽天市場などを利用している人から評価されやすい証券会社です。
楽天ポイントを貯めるだけでなく、投資信託や国内株式の購入に利用できるため、楽天経済圏と資産形成を組み合わせたい人に支持されています。
一方で、ポイント還元率や適用条件が変更されることもあり、最新情報を確認する手間に不満を感じる人もいます。
楽天証券の良い口コミ・評判
楽天ポイントを投資に使いやすい
楽天証券で特に評価されやすいのが、楽天ポイントを投資に利用できることです。
貯まった楽天ポイントは、対象となる投資信託や国内株式、米国株式などの購入に利用できます。投資信託では通常購入だけでなく、積立にもポイントを設定できます。
買い物や楽天グループのサービスで貯めたポイントを資産形成に回せるため、現金だけで投資を始めることに抵抗がある人にも利用しやすい仕組みです。
ポイントの一部だけを使い、残りを現金で支払うこともできます。まとまったポイントがなくても、少額ずつ投資に充てられる点が好評です。
楽天ポイントの有効な使い道を探している人にとっては、商品との交換や買い物以外の選択肢になります。
ただし、利用できるポイントの種類や対象商品、注文方法には条件があります。期間限定ポイントなど、一部のポイントは投資に利用できません。
楽天カードで投信積立ができる
楽天カードを使って投資信託を積み立てられる点も、利用者から高く評価されています。
投信積立の代金を楽天カードで決済できるため、毎月楽天証券の口座へ入金する手間を減らせます。積立設定後は自動的に買い付けられるため、長期的な資産形成を続けやすいことも利点です。
楽天カードクレジット決済では、カードの種類や対象となる投資信託の代行手数料に応じて楽天ポイントが付与されます。
2026年7月時点では、一般の楽天カード、楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカード、楽天ブラックカードなどでポイント還元率が異なります。投資信託の種類によっても適用される還元率が変わります。
積立を続けながらポイントを貯められるため、楽天カードを日常的に利用している人から好意的に受け止められています。
一方で、すべての投資信託に同じ還元率が適用されるわけではありません。ポイントだけで積立先を決めず、信託報酬や投資対象も確認する必要があります。
楽天銀行との連携が便利
楽天銀行と楽天証券を連携できるマネーブリッジも、便利だと評価されやすいサービスです。
自動入出金を設定すると、楽天証券で商品を購入する際に、必要な資金が楽天銀行から自動的に入金されます。証券口座へ事前に資金を移す手間が減るため、購入したいタイミングで注文しやすくなります。
売却代金などを楽天銀行へ自動的に戻す設定もできるため、銀行口座と証券口座の残高を個別に管理する負担を軽減できます。
投資信託の積立だけでなく、国内株式などを購入する人にも使いやすい仕組みです。
普段から楽天銀行を利用している人は、新たに別の銀行口座を用意せずに資金管理をまとめられます。
ただし、自動入出金を利用するには楽天銀行の口座を開設し、楽天証券との連携設定を行う必要があります。ほかの銀行を主に利用している人には、設定の手間が増える場合があります。
取引画面やアプリが比較的分かりやすい
楽天証券は、取引画面やスマートフォンアプリの操作性を評価する意見も見られます。
国内株式向けのiSPEEDでは、株価やチャート、企業情報、ニュースなどを確認しながら注文できます。保有銘柄や資産状況もスマートフォンから確認できるため、外出先で取引したい人にも便利です。
情報が画面ごとに整理されており、ネット証券を初めて利用する人でも比較的操作しやすいと感じる場合があります。
お気に入り銘柄を登録して値動きを確認できることや、注文画面へ移動しやすいことも好評です。
一方で、すべての商品を同じアプリで取引できるわけではありません。投資信託やFXなど、利用する商品によってはWEBサイトや別のアプリを使う必要があります。
国内株式の売買手数料を抑えられる
楽天証券では、手数料コースとしてゼロコースを選択すると、国内株式の現物取引と信用取引の売買手数料が無料になります。
約定金額にかかわらず売買手数料が0円になるため、少額で取引する人だけでなく、取引回数が多い人からも評価されています。
取引ごとの手数料を気にせずに売買しやすく、購入金額を細かく分けたい場合にも便利です。
ゼロコースを利用するには、楽天証券が指定するSORやRクロスの利用に同意する必要があります。ほかの手数料コースを選択している場合は、ゼロコースと同じ条件にはなりません。
また、信用取引では売買手数料とは別に金利や貸株料などが発生します。オペレーターを通じた注文など、無料の対象にならない取引もあります。
NISAで幅広い商品を選べる
楽天証券は、NISAで投資信託だけでなく、国内株式や米国株式、海外ETFなどを購入したい人からも評価されています。
つみたて投資枠では対象となる投資信託を積み立て、成長投資枠では個別株なども組み合わせられます。
楽天ポイントを投資信託の購入に利用できるため、ポイントを使いながらNISAで資産形成を進めることも可能です。
NISA口座では、対象となる国内株式や米国株式、海外ETF、投資信託の取引手数料を抑えられます。商品や取引方法によって条件が異なるため、注文前の確認は必要です。
投資信託の積立から始め、慣れてから個別株へ投資先を広げたい人にも利用しやすい証券会社です。
楽天証券の悪い口コミ・評判
クレカ積立のポイント還元率が分かりにくい
楽天証券のクレカ積立は便利だと評価される一方で、ポイント還元率が分かりにくいという不満も出やすい部分です。
還元率は、利用する楽天カードの種類だけでなく、積み立てる投資信託の代行手数料によっても変わります。
一般の楽天カード、楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカード、楽天ブラックカードでは、同じ投資信託を積み立てても還元率が異なる場合があります。
投資信託によっても判定が分かれるため、カードの名称だけを見て受け取れるポイントを判断することはできません。
制度の変更後に以前と同じ還元率が適用されると考えていると、想定よりポイントが少なく感じる可能性があります。
積立を始める前に、楽天証券が公開している最新の還元率と対象ファンドを確認する必要があります。
ポイントサービスの条件や設定が多い
楽天ポイントを活用できることは楽天証券の強みですが、ポイントに関する設定が多いことを負担に感じる人もいます。
楽天ポイントコースの設定、楽天会員情報との連携、積立時のポイント利用設定など、目的に応じて手続きが必要です。
楽天市場のポイント倍率に関する条件も固定ではなく、対象サービスや必要な取引条件が変更される可能性があります。
ポイントを貯めるために必要な取引と、自分が本来行いたい投資が一致しない場合もあります。
条件を意識しすぎると、必要のない商品を購入したり、投資方針を変えたりする原因になりかねません。
ポイントは付加的な利点として考え、投資対象や運用コストを優先して商品を選ぶことが重要です。
楽天サービスを使わない人は利点を感じにくい
楽天証券は楽天グループのサービスとの連携が充実しているため、楽天カードや楽天銀行を利用している人ほど利点を感じやすくなります。
反対に、普段使っているカードや銀行を変更したくない人には、楽天証券独自のメリットが小さく感じられる場合があります。
楽天ポイントを積極的に貯めていない人は、ポイント投資やクレカ積立の魅力も十分に活用できません。
証券口座のために新たに楽天カードや楽天銀行を利用すると、管理するサービスが増えることになります。
国内株式の取引手数料や取扱商品だけを重視する場合は、ほかのネット証券と比べて大きな違いを感じない人もいるでしょう。
楽天経済圏を利用する予定がない場合は、ポイント以外の操作性や取扱商品を基準に判断する必要があります。
商品によって取引画面が分かれている
国内株式のアプリは使いやすいと評価される一方で、商品ごとに取引画面が分かれていることには不満が出る場合があります。
国内株式、米国株式、投資信託、FXなどを利用すると、同じ画面ですべての注文を完結できないことがあります。
資産全体の残高は確認できても、実際の注文では商品別の画面へ移動しなければならない場合があります。
複数の商品を頻繁に売買する人にとっては、画面の切り替えが手間に感じられます。
初めて利用する商品では、注文方法や表示項目の違いに戸惑う可能性もあります。
投資信託の積立だけなど、利用する商品が限られている人であれば、大きな不満にはなりにくいでしょう。
メンテナンス中は一部の操作ができない
楽天証券では、システムメンテナンス中にログインや注文、各種設定などの一部機能を利用できないことがあります。
メンテナンスは取引時間外に実施されることが多いものの、休日や夜間に積立設定や資産状況を確認したい人には不便に感じられます。
締切直前にNISAや投信積立の設定を変更しようとすると、メンテナンスによって手続きが間に合わない可能性があります。
特に、楽天カード決済や投資信託の積立には設定期限があるため、直前まで手続きを残さないことが大切です。
メンテナンスの予定は公式サイトで案内されるため、重要な注文や設定変更を行う場合は事前に確認しましょう。
問い合わせ窓口が混雑する場合がある
口座開設やNISA、各種設定に関する問い合わせが集中すると、電話窓口につながるまで時間がかかる場合があります。
個別の口座状況に関する質問は、公式サイトの一般的な案内だけでは解決できないことがあります。
急いで手続きを進めたいときに回答を得られないと、不満につながりやすくなります。
チャットやよくある質問で確認できる内容もありますが、複雑な手続きや取引状況についてはオペレーターへの確認が必要になることがあります。
NISAの制度変更時や相場が大きく動いたときなど、問い合わせが増えやすい時期は余裕を持って確認した方がよいでしょう。
口コミから分かった楽天証券のメリット
楽天証券の口コミから分かる主なメリットは、次のとおりです。
・買い物などで貯めた楽天ポイントを投資に回せる
・楽天カードによる投信積立で入金の手間を減らせる
・楽天銀行との連携によって資金を管理しやすい
・国内株式の取引コストを抑えやすい
・スマートフォンで株価確認や国内株式の注文を行いやすい
・NISAで投資信託と株式を組み合わせられる
楽天グループのサービスを日常的に利用している人ほど、ポイントや口座連携のメリットを感じやすい証券会社です。
口コミから分かった楽天証券のデメリット
楽天証券の口コミから分かる主なデメリットは、次のとおりです。
・クレカ積立の還元率を商品ごとに確認する必要がある
・ポイントを活用するための設定や条件が複数ある
・楽天グループを利用しない人には独自の利点が少ない
・複数の商品を取引すると画面の切り替えが必要になる
・メンテナンスや混雑時には手続きが進みにくい場合がある
ポイント還元だけで口座を選ぶのではなく、利用するカードや銀行、投資したい商品との相性を確認する必要があります。
楽天証券が向いている人
楽天証券は、次のような人に向いています。
・楽天ポイントを日常的に貯めている人
・楽天ポイントを投資に利用したい人
・楽天カードで投資信託を積み立てたい人
・楽天銀行を利用している人
・スマートフォンで国内株式を取引したい人
・NISAで投資信託と個別株の両方を購入したい人
・国内株式の売買手数料を抑えたい人
楽天カードや楽天銀行などをすでに利用している人は、新しいサービスを増やさずに投資との連携を進めやすいでしょう。
楽天証券が向いていない人
楽天証券は、次のような人には向いていない場合があります。
・楽天ポイントをほとんど利用しない人
・楽天カードや楽天銀行を利用する予定がない人
・ポイント還元の条件を細かく確認したくない人
・すべての商品を一つのアプリで取引したい人
・店舗で担当者に相談しながら投資したい人
・サービスやキャンペーンの変更を確認するのが面倒な人
ポイントや楽天グループとの連携を重視しない場合は、操作性や取扱商品などを基準にほかの証券会社とも比較した方がよいでしょう。
楽天証券の口コミに関するよくある質問
楽天証券は初心者でも利用できますか?
楽天証券は、投資信託を月100円から積み立てられ、楽天ポイントも利用できるため、少額から投資を始められます。
国内株式向けアプリのiSPEEDも用意されています。
ただし、ポイントやクレカ積立を活用するには複数の設定が必要です。最初は利用する商品を絞って手続きを進めた方が分かりやすいでしょう。
楽天証券の国内株式手数料は無料ですか?
手数料コースでゼロコースを選び、SORやRクロスの利用に同意すると、国内株式の現物取引と信用取引の売買手数料が無料になります。
ほかの手数料コースやオペレーター注文などは条件が異なります。信用取引の金利や貸株料なども別途発生します。
楽天カードの投信積立では何%のポイントが貯まりますか?
ポイント還元率は、楽天カードの種類と積み立てる投資信託の代行手数料によって異なります。
2026年7月時点では、一般の楽天カードから楽天ブラックカードまで、条件に応じて0.5%から2%の還元率が設定されています。すべての利用者に最大還元率が適用されるわけではありません。
楽天ポイントだけで投資できますか?
楽天ポイントは、対象となる投資信託や国内株式、米国株式などの購入に利用できます。
投資信託では、買付代金の一部または全部にポイントを使え、積立にも設定できます。利用できないポイントや対象外となる取引もあります。
楽天銀行の口座も開設する必要がありますか?
楽天銀行の口座がなくても楽天証券は利用できます。
ただし、楽天銀行と連携すると、自動入出金などを利用できるため、楽天証券への入金や資金管理の手間を減らせます。
楽天証券はNISAに向いていますか?
楽天カードによる投信積立や楽天ポイント投資を利用しながら、NISAで資産形成したい人に向いています。
つみたて投資枠の投資信託だけでなく、成長投資枠で国内株式や米国株式なども購入できます。
商品数が多いため、投資先を自分で比較して選ぶ必要があります。
楽天証券の口コミ・評判まとめ
楽天証券は、楽天ポイントを投資に利用できることや、楽天カードで投資信託を積み立てられることが高く評価されています。
楽天銀行との自動入出金や、国内株式向けアプリの使いやすさも、普段から楽天グループのサービスを利用している人にとって便利な点です。
ゼロコースを設定すると国内株式の売買手数料を抑えられ、NISAでは投資信託だけでなく国内外の株式も選べます。
一方で、クレカ積立のポイント還元率はカードの種類や投資信託によって異なります。ポイントサービスを十分に活用するには、最新の条件や必要な設定を確認しなければなりません。
商品によって取引画面が分かれることや、メンテナンス中に一部の操作ができないことにも不満が出やすい傾向があります。
楽天証券は、楽天ポイント、楽天カード、楽天銀行を資産形成に活用したい人に向いている証券会社です。
楽天グループとの連携を利用しない場合は、ポイント以外の取引画面や商品構成、手数料条件が自分に合っているかを確認して選びましょう。








